ケアレスミス考②
昨日はケアレスミスというと言う言葉を子供が使うことによる言外の主張についてかいたのだが、親もそれを使うとあまり良くないように思う。
あなたはわかっているのに失敗しちゃったのね。
ってことを認めることになるから。
そりゃ子供も直そうとしない。
実はミスをなくすようにするには相当のエネルギーを使う。
今の消費エネルギーの何倍、いや十倍以上だろう。
神経を研ぎ澄ませねばならない。
昨日ブログでミスについて書き、その余韻が脳内に残っていたのだろう。
定期テストのための自習を終えた中坊たちに、
「明日はミスをするな。
昔の武士にとっては、ミスは死と直結していた。
それぐらいミスというのは良くないものだ。
いかなる状況でも失敗しないことを想定し、勉強しなさい。」
みたいな話をした。
すると、普段は授業中によく寝ちゃう子が
背筋を伸ばして俺の目を見ていた。
そしてその目を見て俺は思った。
響いてねーなって。
何人かには響いているようだったが。笑