受験生の視点で問題を解説する。
直前の過去問演習などの解説は、
入試問題を解いている生徒の視点で、
なるべく問題を解説しようとしている。
すると、問題との格闘の仕方がわかる。
例えば、英語。
英語って、単語と文法がわかっていたら
まあ基本的には全問正解できるのよね。
ただね、自分の知識が曖昧っていうのがよくある。
それで、結構ぼやっとするわけ。
簡単な例でいうと、
cookという単語。
動詞の「料理する」は知っている。
だけど、
He is a cook.
と言われて、cookの意味がわからない時もある。
多くの子達はここで思考をストップさせてしまう。
ここでどう類推するかを教えていく。
「補語の位置にあって、aの後ろだから、確実に名詞だね。
あとは基本的な意味は料理するに似ているはずだから、
料理に関係する呼び名ということになるね。」
という感じ。そして、
「んじゃ、次を読んでいこう」
みたいな感じ。
これって受験生視点でしょ。
もちろんあとで教える。
考える、わからない、放置。
考える、わからない、放置。
これ結構いいのよね。